私たちは未就学の時期はお子様方が自分の個性を知り、「自分には何かできる力がある」と常に自分を感じとれることが大切だと考えています。まず、発散を思い切り経験して満足されると自分のコントロールが少しずつ出来るようになります。自分に満足し自信がある子は思いやりがあって社会性も高く、努力家で物事への興味が尽きません。
人間形成の基礎となる時期のお子様のご成長の中心とすべきことは大人に指示されたことを達成し大人に評価されることを中心にするのではなく、様々な場面でお子様自身がどのくらい興味を持って自分が達成感と満足を感じた体験を積み重ねることが出来たかが~「自分には何かできる力がある」~自尊感情の形成の鍵であると考えています。そのためには適切なプログラム・環境が整っていること、事例に応じた“過干渉ではない適切なサポート”~「見守り」と「共感」が大切です。
以上を達成するために新保育指針に加え、保育先進カリキュラムのテ・ファリキ、レッジョエミリア、OECD保育白書、国内では汐見稔幸名誉教授の保育理論を中心にオリジナルカリキュラムの作成と実践にあたっております。
保護者の皆様、そして私たちがお子様方の理解力や出来る能力に応じて“生きていく知恵”を様々な場面でどのように授けることが出来るかが子育てで重要なことであり、その子育てを通じて親となられた保護者の皆様自身のご成長にもお子様のご成長にも繋がっていくのだと思っています。
※日本幼年教育会の研究指定園になりました。
同会のHPはこちらです。
http://jape.or.jp/ またはGoogle等で「日本幼年教育会」で検索下さい。
園長 阿部 克伸
福岡市西区横浜1丁目2-3